京都を代表する実力派俳優・佐々木蔵之介さん。
知的で落ち着いた雰囲気から、「どんな学歴なの?」「出身大学はどこ?」と気になって検索する人も多い俳優です。
実は佐々木蔵之介さんは神戸大学農学部卒業という高学歴の持ち主です。
しかし、その歩みは決して順風満帆ではありませんでした。
東京農業大学へ進学した後、自ら再受験を決意して神戸大学へ進学。そして大学時代に演劇と出会ったことで、家業の酒蔵を継ぐ予定だった人生が大きく変わります。
この記事では、佐々木蔵之介さんの学歴や学生時代のエピソード、神戸大学で演劇と出会った経緯、俳優になるまでの歩みを詳しく紹介します。
佐々木蔵之介の大学時代までの学歴一覧

まずは佐々木蔵之介さんの学歴を一覧で見てみましょう。
| 学校 | 学歴 |
|---|---|
| 小学校 | ノートルダム学院小学校 |
| 中学校 | 京都市立二条中学校 |
| 高校 | 洛南高等学校 |
| 大学 | 東京農業大学農学部(中退) |
| 大学 | 神戸大学農学部卒業 |
佐々木さんは京都市にある老舗酒蔵「佐々木酒造」の次男として誕生しました。
幼い頃から酒造りを身近に感じる環境で育ち、将来は家業を継ぐことを自然な進路として考えていたそうです。
小学校はノートルダム学院小学校、中学校は京都市立二条中学校、高校は京都屈指の進学校である洛南高等学校へ進学しました。
高校時代は大学受験に励む一方で、大学の演劇部が発声練習をしている姿を見かけ、「大学生になればこんな自由なことができるのか」と感じた経験が後の人生につながる小さなきっかけになりました。
この頃はまだ俳優を目指していたわけではなく、酒造りを学ぶために農学部への進学を目指していました。
東京農業大学から神戸大学へ進学した理由

高校卒業後は東京農業大学農学部へ進学します。
酒造りには発酵学や微生物学などの専門知識が欠かせないため、農学を学ぶことは家業を継ぐための大切な準備でした。
しかし、東京での私立大学生活は長く続きませんでした。
一部では「演劇をするために中退した」と言われることがありますが、実際には学費や生活費など家族への負担を考え、国立大学への進学を目指して再受験を決意したことが理由です。
大学へ通いながら受験勉強を続ける仮面浪人生活は決して楽ではありませんでした。
それでも「酒蔵を継ぐなら、より良い環境で農学を学びたい」という思いを胸に努力を重ね、翌年には神戸大学農学部へ合格します。
自ら環境を変える決断をしたことが、その後の俳優人生につながる大きな転機となりました。
神戸大学で演劇に出会い俳優を目指すまで

神戸大学へ入学したオリエンテーションの日、高校時代の友人に誘われて演劇サークルの新歓公演を観に行きます。
段ボールで窓を覆っただけの小さな舞台でしたが、学生たちが全力で芝居に打ち込む姿に強い感動を覚えました。
公演終了後、その場で演劇研究会「はちの巣座」へ入部を決意したというエピソードは有名です。
当初は「人前で話す練習になれば」という軽い気持ちだったそうですが、新人公演で主役を任され、観客から大きな拍手を受けたことで演劇の魅力に引き込まれていきました。
大学2年生の頃には後に人気劇団となる「惑星ピスタチオ」の旗揚げにも参加し、学生演劇の世界で経験を積み重ねます。
それでも卒業後は広告代理店へ就職し、昼は会社員、夜は劇団員という生活を続けました。
営業職として働く中で培ったコミュニケーション能力やプレゼンテーション力は、後の俳優活動にも大きく役立ったといわれています。
やがて「芝居を本気で仕事にしたい」という思いが強くなり、安定した会社員生活に区切りをつけて俳優一本の道へ進みました。
その後はNHK連続テレビ小説『オードリー』で全国的な知名度を獲得し、『白い巨塔』『医龍』『ハンチョウ』など数々の代表作に出演。知的で落ち着いた雰囲気と確かな演技力で、日本を代表する実力派俳優として活躍しています。
神戸大学で演劇に出会ったことが、現在の佐々木蔵之介さんを生み出した最大の転機だったといえるでしょう。
「兄がとても優秀だったので、そこに引け目を感じていたというのがあります。高校は京都の進学校に進んだものの、成績はめっちゃ下のほうでした(苦笑)。東京の私大に入学してからも、もう一度受験しようと思って予備校に通ったりして。いろんなところで心を閉ざしていた。それから神戸大に入って、もう受験勉強しなくてもよくなって、サークルの勧誘で演劇に出会ったんです。舞台上で、お客様に拍手をいただいたり、笑っていただけたりしたことで、何かひとつ“認められた”という感じはありました」
出典:AERA
まとめ
佐々木蔵之介さんは、ノートルダム学院小学校、京都市立二条中学校、洛南高等学校を経て、東京農業大学農学部へ進学しました。
その後、家族への負担を考えて再受験を決意し、神戸大学農学部へ進学しています。
神戸大学で演劇研究会「はちの巣座」と出会ったことをきっかけに演劇へ魅了され、広告代理店勤務と劇団活動を両立しながら経験を積み重ねました。
そして俳優一本の道を選び、『オードリー』『白い巨塔』『医龍』『ハンチョウ』など数々の話題作で高い評価を獲得しています。
酒蔵を継ぐ予定だった青年が、大学時代の出会いをきっかけに日本を代表する俳優へ成長した歩みは、多くの人に勇気を与えるエピソードといえるでしょう。
今後も佐々木蔵之介さんのさらなる活躍から目が離せません。
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