女優として活躍する伊藤沙莉さんが、2025年1月に結婚を発表しました。
お相手は演劇界で活躍する劇作家・演出家の蓬莱竜太さんです。二人の馴れ初めや年齢差、そして結婚に至るまでの歩みに、多くの人が注目しています。
この記事では、伊藤沙莉さんと蓬莱竜太さんの出会いから結婚までの軌跡、蓬莱さんのプロフィール、そして二人を結びつけた舞台作品について詳しくお伝えします。
伊藤沙莉と蓬莱竜太の出会いと結婚までの軌跡

伊藤沙莉さんと蓬莱竜太さんの出会いは、2021年の舞台『首切り王子と愚かな女』での共演がきっかけでした。
蓬莱さんが作・演出を務め、伊藤さんがヒロイン役で出演したこの作品で、二人は創作過程を共にしました。
舞台での共同作業を通じて、お互いの仕事に対する姿勢や価値観に触れる機会があったことが、二人の関係を深めるきっかけとなったようです。
その後、2022年4月に交際が報道され、伊藤さん本人がSNSで交際を認めました。
「ひとまず、温かく見守っていただけると幸いです #18歳差」という投稿で、年齢差についても触れています。
2024年末には同居の様子が報じられ、順調な交際が続いていることがうかがえました。
そして2025年1月4日、伊藤さんが自身のラジオ番組で結婚を発表。2024年末に入籍していたことも明かされました。
主演したNHK連続テレビ小説「虎に翼」の撮影期間中、疲れて帰宅すると蓬莱氏がリビングで新沼謙治(68)の「嫁に来ないか」を歌って出迎えてくれた。間奏中に指輪の箱をパカッと開けて「沙莉ちゃんの笑っている顔が大好きなので、笑顔を生む権利を僕にください」と求愛。その時の自身の様子を伊藤は「涙が止まらなくなっちゃって“沙莉ちゃんお返事は?”って聞かれて、しますしますって」と照れながら明かした。
出典:スポニチ
伊藤沙莉の旦那 蓬莱竜太のプロフィールと代表作

蓬莱竜太さんは、1976年1月7日生まれの兵庫県神戸市出身です。
劇作家・脚本家・演出家として活躍し、劇団「モダンスイマーズ」の座付き作家を務めています。
主な受賞歴には以下のものがあります。
- 第53回岸田國士戯曲賞(2009年、『まほろば』)
- 第20回鶴屋南北戯曲賞(2017年)
- 第27回読売演劇大賞「優秀演出家賞」(2020年)
蓬莱さんは1999年に「モダンスイマーズ」を旗揚げし、以来、演劇界の第一線で活躍してきました。
硬派で人間の核心に迫る作風が特徴で、多くの作品が高い評価を受けています。
代表作には『まほろば』『母と惑星について、および自転する女たちの記録』『ビューティフルワールド』などがあります。
また、映画やテレビドラマの脚本も手がけており、『ピアノの森』『ガチ☆ボーイ』『ピンクとグレー』『コールドケース〜真実の扉〜』などの作品に携わっています。
伊藤沙莉と蓬莱竜太の馴れ初めとなった舞台作品『首切り王子と愚かな女』

伊藤沙莉さんと蓬莱竜太さんの出会いのきっかけとなった舞台『首切り王子と愚かな女』は、2021年に上演されました。
この作品は、PARCO劇場を皮切りに全国公演が行われ、大きな注目を集めました。
蓬莱さんが作・演出を担当し、伊藤さんがヒロイン・ヴィリ役で出演するという、二人にとって重要な作品となりました。
『首切り王子と愚かな女』は、ダークファンタジーの大作として知られています。
WOWOWでも放送され、多くの観客に感動を与えました。
この舞台での創作過程を共有する中で、二人の距離が縮まっていったと報じられています。
長期の稽古期間や、チーム一丸となって作品を作り上げる過程で、お互いの仕事に対する姿勢や価値観に触れる機会が多くあったことが、二人の関係を深める要因になったと考えられます。
まとめ
伊藤沙莉さんと蓬莱竜太さんの結婚は、舞台『首切り王子と愚かな女』での出会いから始まり、約3年の交際期間を経て実現しました。
18歳という年齢差を乗り越え、互いの仕事への敬意と理解を深めながら関係を築いてきた二人の姿勢は、多くの人々の共感を呼んでいます。
蓬莱さんの演劇界での実績と伊藤さんの女優としての活躍が、これからどのようなシナジーを生み出すのか、今後の二人の歩みにも注目が集まっています。
芸術の世界で活躍する二人の新たな人生の幕開けを、温かく見守っていきたいですね。
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