お笑いコンビ「ハライチ」のツッコミ担当として知られる澤部佑さん。
その穏やかな人柄と鋭いツッコミで人気を集めていますが、実は波乱万丈の学生時代を送っていたことをご存知でしょうか?
今回は、澤部佑さんの学歴と出身校、そして意外な過去について詳しくお伝えします。
特に、中学時代のバスケのエースとしての活躍や、高校時代のいじめとの闘いなど、知られざるエピソードにも迫ります。
澤部佑の小学校時代:お笑いの萌芽とバスケの始まり

澤部佑さんは1986年5月19日生まれ、埼玉県上尾市出身です。
小学校は上尾市立原市小学校に通っていました。
この時期から、すでにお笑いの才能が芽生えていたようです。
同級生とお笑いトリオを結成し、クラスメイトにネタを披露するなど、人前で笑いを取る才能の片鱗が見られました。
また、この頃からバスケットボールを始めており、後の活躍の礎を築いていきます。
そして、澤部さんの人生を大きく変えることになる出会いもありました。
それは、現在の相方である岩井勇気さんとの出会いです。
二人は幼稚園からの知り合いで、小学5年生で同じクラスになり、意気投合したそうです。
この頃から、四六時中一緒に遊んでいたとのこと。
後のコンビ結成につながる大切な出会いだったのです。
中学時代の澤部佑:バスケのエースとしての活躍

澤部さんは上尾市立原市中学校に進学します。
ここで、彼の才能が大きく開花することになります。
中学校ではバスケットボール部に所属し、その運動神経の良さを活かしてエースとして活躍しました。
バスケの才能は周囲からも認められ、人気者になっていきます。
実は、この時期の澤部さんはモテモテだったそうです。
複数の女子から告白を受け、そのうち1人と実際に交際していたというエピソードもあります。
まさに、充実した青春を送っていたと言えるでしょう。
バスケの才能を活かし、当時はNBL(日本プロバスケリーグ)でプレーすることを夢見ていたとも語っています。
しかし、お笑いへの思いも同時に強くなっていきました。
岩井さんと「高校卒業したらお笑いやろう」と話していたそうです。
この時期の澤部さんは、バスケとお笑い、二つの夢を追いかけていたのです。
高校時代の澤部佑:いじめとの闘いと芸人への道

高校進学後、澤部さんの生活は大きく変わります。
進学先は埼玉県立大宮東高校(普通科)でした。
しかし、高校生活は「ほぼいじめられてました。お昼ご飯も一人で…」と本人が語るほど、厳しい時期だったようです。
いじめのきっかけは、高校1年生の際に進路希望に「芸人」と書いたことでした。
仲の良かった友だちからいじられ始め、次第に暴力や身体的な特徴への誹謗中傷にまで発展していきました。
最初はいわゆる仲のいい友人とのイジリですね。総合格闘技をやってたやつがいて。強めのイジリというか、スパーリングや寝技をバンバン決められる。ただ、俺も総合格闘技が好きで、そいつと普通に話したりもしていたんで、まあ自然な流れっちゃ自然の流れなんですけど。でも向こうは単純に強いんでやられてましたね。だからまあ、あんまりいい気ではないんですよね。
出典:Yahoo!ニュース
ヤンキー的存在から暴力を受け、体毛や顔の特徴を揶揄されるなど、精神的にも追い込まれていきます。
挙句の果てには「回る地球をやれ」と無理やりモノマネをさせられるなど、辛い日々が続きました。
この状況は不登校にもつながり、週2~3日休むほどだったとのこと。
「学校が遠く、自転車で40〜50分かかる場所だった」と語り、親には「熱がある」と嘘をついて休んでいたそうです。
しかし、澤部さんはこの苦境を乗り越えるため、ユニークな方法を編み出します。
「こんな素人のいじりに負けてられない」と奮い立ち、いじめに「ボケ」で返すような回避策をとったのです。
この経験が、後の芸人としての才能にもつながっていったのかもしれません。
そして高校3年生時、澤部さんの人生が大きく動きます。
岩井さんと「お笑いメジャーリーグ」高校生部門に出場し、200~300組の中からグランプリを獲得したのです。
これが芸人への本格的なステップとなりました。
高校卒業後、2005年1月にコンビを結成。
同年3月にはワタナベコメディスクールの高校生部門でグランプリを獲得し、2期の特待生としてスカウトされます。
2006年3月にスクールを卒業し、同年4月、ワタナベエンターテインメント所属としてプロデビューを果たしました。
まとめ
澤部佑さんの学歴と出身校、そして知られざる過去についてお伝えしました。
小学校時代からのお笑いの才能、中学時代のバスケのエースとしての活躍、そして高校時代のいじめとの闘い。
波乱万丈の学生時代を経て、現在の人気芸人としての地位を築き上げた澤部さん。
その経験が、今の穏やかな人柄と鋭いツッコミを生み出す源になっているのかもしれません。
これからの澤部佑さんの活躍にも、ますます注目が集まりそうです。
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