独特の存在感で多くの作品に出演し、人気を博している俳優・大森南朋さん。
実は彼には、俳優になる前に熱中していた別の顔がありました。
それは、音楽に没頭する大学生。
さらに、学生時代に俳優デビューも果たすという、波乱万丈の青春を送っていたのです。
今回は、大森南朋さんの学歴(出身校)と、大学時代のバンド活動、そして俳優デビューの経緯について詳しくご紹介します。
大森南朋の学歴と出身校

まずは、大森南朋さんの学歴と出身校についてみていきましょう。
大森南朋さんは1972年2月19日生まれ、東京都出身です。
父親は舞踏家で俳優の麿赤兒(まろ あかじ)さん、兄は映画監督の大森立嗣さんという芸術一家に育ちました。
大森さんの学歴は以下の通りです。
- 出身小学校:校名非公表(地元・東京杉並区内の公立小学校と推定)
- 出身中学校:校名非公表(同じく杉並区内の公立中学と推定)
- 出身高校:大成高校(東京都杉並区の私立高校)に在籍した可能性が高い
- 出身大学:明治大学 文学部(1990年4月入学~1994年3月卒業)
高校については公式に明かされておらず、確証はありません。
しかし、大学については明治大学文学部に進学したことが分かっています。
大森南朋の大学時代のバンド活動

大森南朋さんの大学時代は、音楽に没頭した日々でした。
実は、彼のバンド活動は中学時代にさかのぼります。
中学生の頃、テレビ番組『ベストヒットUSA』で洋楽のロックに衝撃を受けた大森さん。
ローリング・ストーンズなどに影響を受け、初めてバンドを組んだのです。
高校1年生の時には仲間とバンドを結成し、早くもライブハウスで初ステージを踏みました。
「毎週スタジオに入ったり楽器屋に通ったりする生活」を送っていたと本人も振り返っています。
大学進学後も、大森さんのバンド活動は続きます。
20歳頃からは自ら作曲も始め、音楽への情熱は衰えることを知りませんでした。
大学時代~20代後半にかけて、大森さんが組んでいたバンド名は「ジャングルビーンズ」(Jungle Beans)。
吉祥寺界隈のライブハウス「曼荼羅(まんだら)」などで精力的にライブ活動を行っていました。
大森さん自身はギター担当で、ときどきボーカルも務めていたそうです。
大森南朋の大学在学中の俳優デビュー

音楽一筋だった大森さんが俳優の道に踏み出したのは、大学生の頃でした。
きっかけは、実父である麿赤兒さんの当時のマネージャーからの一言。
「役者をやってみないか?」という声かけが、俳優挑戦の始まりだったのです。
父親のマネジャーさんが『オーディション受けてみれば』と。それで始めました。だからぬるっと(芸能界に)入ってる」と独特に表現した。
出典:日刊スポーツ
ちょうどバンドブームの終焉で先行きに悩んでいた時期でもあり、大森さんは好奇心から俳優の道を探ることにしました。
大学在学中にバンド活動と並行してオーディションを受け始めます。
そして、大学4年生だった1993年、ついに映画で俳優デビューを果たします。
デビュー作は、オムニバス映画『サザンウィンズ日本編 トウキョウゲーム』。
劇作家・鴻上尚史監督による短編で、奇しくも主演は父・麿赤兒さんが務めていました。
大森南朋さんはこの中で工事現場の作業員役として出演。
セリフも役名もほとんど無い端役でしたが、自身にとって記念すべきスクリーンデビューとなりました。
デビュー当初の大森さんは俳優一本に絞っていたわけではありませんでした。
「面白そうだから」くらいの感覚で現場に足を運んでいたようです。
しかし、映画の現場でスタッフや共演者たちの「輪」の中に入り、作品を作り上げることに大きなやりがいを感じていきました。
まとめ
大森南朋さんの学歴と大学時代について、ご紹介しました。
明治大学文学部に在学中、バンド活動に熱中しながらも俳優デビューを果たすという、波乱万丈な大学生活を送っていたことが分かりました。
音楽への情熱と俳優としての好奇心が交差した大学時代が、現在の大森南朋さんの独特の存在感につながっているのかもしれません。
これからも、俳優としての活躍はもちろん、音楽活動にも注目していきたいですね。
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