お笑いコンビ「麒麟」のボケ担当として知られる川島明さん。独特の低音ボイスと鋭い観察眼を武器に、今や人気MCとしても活躍しています。
そんな川島さんの学歴や、大学進学を選ばずNSCへ進んだ経緯について、詳しく見ていきましょう。
川島明さんの基本プロフィールをおさらいしておきましょう。
- 生年月日:1979年2月3日
- 出身地:京都府宇治市
- 身長:179cm
- 血液型:AB型
- 所属事務所:吉本興業
それでは、川島さんの学歴と芸人としての歩みを詳しく見ていきましょう。
川島明の学歴と出身校:京都府立莵道高校卒業

川島明さんの学歴は以下の通りです。
- 小学校:宇治市立莵道小学校
- 中学校:宇治市内の公立中学校
- 高校:京都府立莵道高等学校
川島さんの最終学歴は京都府立莵道高校卒業です。
莵道高校は部活動が盛んな学校として知られ、偏差値は中の上程度とされています。
ちなみに、中学校については「宇治市立宇治中学校」という情報も見られますが、確実な一次情報での裏付けが難しいため、本記事では「宇治市内の公立中学校」としています。
高校時代の川島明:サッカー部所属と”地味キャラ”の真相

高校時代の川島さんについて、いくつかの興味深いエピソードが伝えられています。
川島さんは中学から高校にかけてサッカー部に所属していました。
しかし、運動が特別得意なタイプではなく、レギュラーではなかったようです。
また、当時の川島さんは控えめな性格で”地味キャラ”だったという証言もあります。
実際、川島さん本人のブログには「高校の時友達がいなかった」という率直な記述が残されています。
さらに興味深いのは、川島さんの声に関するエピソードです。
現在は低音の”ええ声”で知られる川島さんですが、中学2年で声変わりするまでは「女子並みに高い声」だったそうです。
この声変わりが、後の芸人としてのキャリアに大きな影響を与えることになります。
大学進学せずNSCへ:川島明の決断と芸人への道

高校卒業後、川島さんは大学進学の道を選びませんでした。
代わりに選んだのが、1997年のNSC(吉本総合芸能学院)大阪校への入学でした。
当時はNSC人気がすさまじく、春と秋の年2回生徒募集があった。川島さんは、こっそりと秋入学の願書を提出する。
「友達にも親にも兄貴にも言いませんでした。子供みたいな考えなんですけど、知らん間にテレビに出て気づかせようと思ったんです。『なんやあんた、テレビなんか出てて〜』って。でもNSCの合格通知が家に届いてすぐバレました(笑)」
大阪まで面接を受けに行った息子の熱意を知ってか、両親は「決めたならやるだけやってこい」と背中を押してくれた。それから、実家のある宇治から難波まで、片道1時間半の通学が始まった。
出典:POPEYE WEB
NSCでの学びを経て、1999年に現在の相方である田村裕さんと出会い、「麒麟」を結成します。結成後の主な実績は以下の通りです。
- 2001年:M-1グランプリ決勝進出
- 2002年:ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
- 2004年:NHK上方漫才コンテスト 優秀賞
こうした受賞歴を重ね、川島さんは徐々に全国区の知名度を獲得していきました。特に、川島さんの”ええ声”を活かした漫才スタイルは、お笑いシーンに新しい風を吹き込んだと評価されています。
現在の川島明の活躍:MCとしての成功とマンガ愛

現在の川島さんは、お笑い芸人としてだけでなく、多方面で活躍しています。
朝の情報番組『ラヴィット!』の総合MCを務め、”令和のテレビMCキング”とも称されるほどの人気を博しています。
この番組は、朝の時間帯に純粋なバラエティ要素を取り入れた先駆的な存在として、TVerアワード特別賞を受賞するなど高い評価を得ています。
また、川島さんは大のマンガ好きとしても知られており、『川島・山内のマンガ沼』という番組でマンガ文化の魅力を発信しています。
「1日に2〜3冊の新刊を読み、移動で20〜30冊持ち込むことも」というエピソードは、彼のマンガへの情熱を物語っています。
この深い読書量と作品への理解は、MCとしての仕事にも活かされているようです。
作品や出演者の魅力を引き出す編集的視点は、川島さんの強みの一つとなっています。
まとめ
川島明さんの学歴と芸人としての歩みをまとめると、
- 最終学歴は京都府立莵道高校卒業
- 高校卒業後、大学進学せずNSC大阪校に入学
- 中学・高校時代はサッカー部に所属するも、控えめな性格だった
- 中学2年での声変わりが、現在の”ええ声”につながる
- NSCで田村裕さんと出会い、「麒麟」を結成
- 現在はMC、大喜利、マンガ文化の発信など多方面で活躍
高校時代の”地味キャラ”から、今や多方面で活躍する人気者へ。川島さんの歩みは、地道な努力と独自の個性が花開いた好例といえるでしょう。これからの川島さんの活躍にも、引き続き注目していきたいですね。
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