俳優として幅広い活躍を見せる尾美としのりさん。子役時代から芸能界で活躍しながら、学業との両立を果たしてきた彼の経歴に迫ります。尾美さんの学歴や出身校、そして子役時代のエピソードをご紹介します。
尾美としのりの学歴と子役時代の活動

尾美としのりさんは、幼稚園の頃から芸能活動を始めた生粋の子役出身俳優です。
友達が幼稚園を休んだので先生に聞くと『コマーシャルの撮影があるから』って言われましてね。それで母に『テレビに出たい』と言って、友達が入っていた劇団ひまわりに入れてもらったんです。
出典:ライブドアニュース
小学校: 目黒区立中目黒小学校(1972年入学、1978年卒業)
中学校: 旧目黒区立第二中学校(1978年入学、1981年卒業)
幼少期から才能を発揮し、7歳の頃には既にテレビドラマや映画に出演していました。
1973年、TBSのドラマ「走れ!ケー100」第15話にゲスト出演したほか、同年には伝説のお笑いグループ・ザ・ドリフターズの映画『チョットだけョ 全員集合!!』にも子役として出演しています。
小学校高学年から中学生にかけては、NHK教育テレビの道徳ドラマ「みんななかよし」で主演を務めるなど、着実にキャリアを積み重ねていきました。
13歳で迎えた中学1年生の時には、市川崑監督の映画『火の鳥』で本格的なスクリーンデビューを果たします。
尾美としのりの出身高校と学業との両立

尾美としのりさんの出身高校は、都立大学附属高等学校の定時制課程です。
1981年に入学し、1984年に卒業しています。当時既に芸能活動が忙しかった尾美さんにとって、昼間の全日制ではなく夜間の定時制高校が適していたのでしょう。
高校生活と並行して、尾美さんは俳優としての活動も精力的に続けていました。
17歳の時、大林宣彦監督の青春ファンタジー映画『転校生』で主演を務め、一躍注目を集めます。
この作品で尾美さんは、第6回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しました。
尾美としのりの子役から俳優への転身と代表作

高校卒業後、尾美さんは大学進学を選択せず、俳優業に専念することを決意します。
子役時代から培ってきたキャリアを生かし、本格的に俳優としての道を歩み始めたのです。
大林宣彦監督作品の常連俳優として、『時をかける少女』(1983年)や『さびしんぼう』(1985年)など、いわゆる「尾道三部作」を含む計19本もの映画に出演しています。
これらの作品を通じて、尾美さんは子役から実力派俳優へと着実にステップアップしていきました。
まとめ
尾美としのりさんは、幼少期から芸能活動を始め、学業と両立しながらキャリアを築いてきました。
都立大学附属高校の定時制課程で学びながら、映画やドラマで活躍し、高校卒業後は俳優業に専念。子役時代の経験を糧に、実力派俳優として成長を遂げています。
幼い頃から才能を発揮し、学業との両立を果たしながら俳優としての道を歩んできた尾美さん。その多彩な経験が、現在の幅広い演技力につながっているのでしょう。
これからも様々な作品で、尾美としのりさんの演技を楽しみにしていきたいですね!
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