野々村友紀子さんといえば、元お笑い芸人から放送作家へ転身し、現在は数々の人気番組を支える重要な存在として活躍している女性です。
大阪出身の彼女は、そのユニークな経歴と歯に衣着せぬコメントで注目を集めています。
この記事では、野々村さんの学生時代から芸人としての活動、放送作家への転身と現在の活躍ぶりまで、カジュアルな目線でまとめてみました。
野々村友紀子の学歴と出身校は?

野々村友紀子さんの学歴と出身校について見ていきましょう。
- 出身地:大阪府大阪市
- 中学校:新豊崎中学校
- 高校:私立箕面学園高等学校
- 最終学歴:高校卒業
野々村さんは大学には進学せず、高校卒業後すぐにお笑いの世界に飛び込んでいます。
実は、野々村さんの学生時代には意外な一面があったんです。
なんと高校時代はヤンキーで、地元で有名な女子暴走族「天六ソルジャー」の副総長を務めていたとか!ケンカも度々していたそうで、本人はあまり当時のことを語りたがらないようです。
しかし、そんなヤンチャな一面がある一方で、野々村さんはお笑いが大好きで友達を笑わせるのも得意だったそうです。
高校3年生だった1992年、「芸人になりたいねんけど!」と吉本興業の本社に直接乗り込んで問い合わせたところ、養成所NSC(吉本総合芸能学院)の案内チラシを渡され、そのまま入学を決意したんです。
お笑い芸人時代の活動とは?

野々村さんは高校在学中にNSC大阪校11期生となり、中学時代の同級生だった高僧美喜さんと漫才コンビ「高僧・野々村」を結成しました。
コンビ「高僧・野々村」は1992年から1999年まで活動し、当時としては珍しい女性漫才コンビとして注目を集めました。
NSCの同期生には中川家、陣内智則さん、ケンドーコバヤシさん、たむらけんじさんなど、後に売れっ子となる芸人がズラリ。
その中でも野々村さんの独創的なボケは高く評価され、お笑いファンの間では知る人ぞ知る存在だったんです。
実際、「女版ダウンタウン」とまで称されるほど勢いのあるコンビで、関西の賞レースでも実績を残しました:
- 1995年:テレビ番組『爆笑BOOING』で第9代グランドチャンピオンに輝く
- 1996年:ABCお笑い新人グランプリで審査員特別賞を受賞
しかし、女性芸人ゆえの苦労もあったようです。野々村さん自身、「男性芸人と少しでも仲よく話していると、ファンから文句の手紙が届いたり、劇場から出てきたら汚い液体をかけられたりした」と当時を振り返っています。
文句の手紙が届くのはまだいいほうで、劇場から出てきたら汚い液体をかけられたり、封筒をあけたらありとあらゆるお菓子のカスが入れられていたり……
出典:週刊女性PRIME
放送作家への転身の経緯

デビュー8年目の1999年、相方・高僧美喜さんの家庭の事情でコンビ解散を余儀なくされました。
野々村さんは一度芸人を引退し、OLとして一般企業に就職します。
しかし、OL生活は理想と現実のギャップがあったようで、退職も考え始めた頃に転機が訪れました。
吉本興業から「放送作家としてもう一度お笑いの世界に関わってみないか」と声がかかったのです。
こうして約1年のブランクを経て2000年頃から放送作家として復帰した野々村さん。
初日から大役を任され、芸人時代より忙しい日々が始まりました。
毎日放送のバラエティ番組『?マジっすか!』など数々の番組で構成を担当し、放送作家としてのキャリアを着実に積んでいきました。
現在の活躍ぶり

仕事復帰後の野々村友紀子さんは、放送作家として大忙しの日々を送っています。
これまでバラエティ番組を中心に数多くの人気番組を手がけており、例えば:
- フジテレビ系『森田一義アワー 笑っていいとも!』(金曜日担当)
- 関西の人気トーク番組『痛快!明石家電視台』
- 情報番組『バイキング』
- 日本テレビ系『THE W』(女性芸人No.1決定戦)
などに構成作家として関わっています。
最近では、テレビ番組にタレントやコメンテーターとして出演する機会も増えています。
2018年にはフジテレビ系の情報番組『バイキングMORE』からコメンテーターとしてオファーを受け、裏方から表舞台に”転身”するユニークな経歴も生まれました。
作家時代に培った知識と主婦としてのリアルな視点を武器に、野々村さんは「令和の最強ママ」などと称され、情報番組に引っ張りだこの人気コメンテーターとなっています。
まとめ
野々村友紀子さんの学歴・出身校と芸人から放送作家への転身について、詳しくご紹介しました。
高校卒業後すぐにお笑いの世界に飛び込み、女性漫才コンビとして活躍。
その後、放送作家として第二のキャリアを築き、現在は人気番組を支える重要な存在となっています。
さらに近年では、コメンテーターとしても活躍の場を広げている野々村さん。
波乱万丈な道のりを経て培ったバイタリティとセンスで、お笑い界・テレビ界に欠かせない存在となっています。
今後も放送作家として、そして時には”しゃべる主婦代表”として、野々村さんが見せてくれる活躍から目が離せません!
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