北村匠海(きたむら たくみ)さんは、1997年生まれの日本の俳優・歌手・モデルです。
子役として芸能界デビューし、現在はバンド「DISH//」のリーダー兼ボーカルとしても活躍する多才な若手アーティストです。
本記事では、北村匠海さんの学歴と芸能活動の軌跡を詳しくご紹介します。
北村匠海の学歴と芸能活動の軌跡

北村匠海さんは幼少期から才能を発揮し、学業と芸能活動を両立させながら成長してきました。
その軌跡を時系列に沿って見ていきましょう。
北村匠海の小学校・中学校時代

小学校時代:練馬区立豊玉小学校(2004年~2010年)
北村匠海さんは東京都練馬区出身で、2004年4月に練馬区立豊玉小学校に入学しました。小学生時代の北村さんは、以下のような特徴がありました:
- スポーツが得意な活発な少年
- サッカーに夢中
- 運動会ではリレーのアンカーを務める
- クラスでは班長やリーダーを任される中心的存在
北村さん本人は「小学6年生の時がモテ期のピークだった」と語っています。実際、明るい性格とスポーツ万能ぶりで女の子にも人気があったようです。
芸能界デビュー
北村さんが芸能事務所にスカウトされたのも、この小学校在学中でした。小学3年生(2006年前後)の頃、スターダストプロモーションの目に留まり、8歳で芸能界入りを果たしました。
中学校時代:練馬区立中村中学校(2010年~2013年)
2010年4月、北村匠海さんは地元の練馬区立中村中学校へ進学します。しかし、中学時代の北村さんは自ら「暗黒期」と呼ぶほど内向的だったといいます。
- 新しい環境に馴染めず孤立
- 中学2年生頃から芸能活動が本格的に忙しくなる
- バスケットボール部に所属するも、公式戦に出られず
「青春を楽しむという状況ではなかった」と北村さんは振り返っています。
北村匠海の高校時代と進路選択

高校時代:日出高校芸能コース→目黒日本大学高等学校(2013年~2016年)
中学卒業後、北村匠海さんは芸能活動と学業の両立を図るため、芸能コースのある日出高等学校(現・目黒日本大学高等学校)に進学しました。
- 多数の若手芸能人が同級生
- 学校行事には積極的に参加
- 歴史が得意科目で、友人たちに教える「臨時教師」役も
高校時代、北村さんはドラマや音楽活動で多忙を極めつつも定期テストでは上位の成績を収めており、周囲の友人からも「勉強もできる」と一目置かれる存在でした。
大学進学について
北村匠海さんは高校卒業後、大学には進学せずに芸能活動に専念する道を選びました。
この決断について、北村さんは後年のインタビューで次のように語っています:
「正直、自分の将来どうなるんだろうという不安もあったし悩みました。でも結果的には良い選択をしたと今は思っています。役者の仕事一本という、ある意味自分の逃げ道をなくすきっかけを作らないと、人間的に成長できなかったと思います」
出典:高校生新聞
北村匠海の代表作と現在の活躍

ブレイクのきっかけ
高校卒業を目前にした2016年前後から、北村匠海さんは俳優として一気に頭角を現し始めます。特に2017年公開の映画『君の膵臓をたべたい』は、北村さんの代表作と呼べる大ヒット作となりました。
- 興行収入35億円を超える大ヒット
- 第41回日本アカデミー賞の新人俳優賞をはじめ数々の新人賞を受賞
その後の主な出演作
- 映画『OVER DRIVE』(2018年)
- 映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』(2019年)
- 映画『とんかつDJアゲ太郎』(2020年)- 映画単独初主演
- 映画『東京リベンジャーズ』(2021年)- 主演
音楽活動の面でも、DISH//のリーダーとして活躍を続けています。
まとめ
北村匠海さんの学歴と芸能経歴を振り返ると、幼少期から才能を見出され努力を重ねてきた軌跡が浮かび上がります。小学校でのリーダーシップ、中学での苦悩と経験、そして高校で勉学と両立しながら掴んだチャンス――そうした経験が糧となり、現在の活躍へと繋がっています。
子役時代から培った演技力と音楽活動での表現力を武器に、北村さんは俳優・アーティストとして唯一無二の存在感を放ち続けています。
その歩みには、同世代の若者たちへのメッセージとも通じる「挑戦し続ける姿勢」が感じられます。
これから先もさらなる飛躍を遂げていくであろう彼の活躍から目が離せません。
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