Official髭男dism(通称:ヒゲダン)のボーカル兼ピアニスト、藤原聡さん。
その圧倒的な歌唱力とピアノの腕前は、幼少期から積み重ねてきた音楽経験の賜物です。
今回は、藤原聡さんの学歴や出身校を紹介しながら、幼少期のピアノ、吹奏楽部での経験、そして大学でのバンド結成に至るまでの秘話をお届けします。
藤原さんの音楽人生を辿ることで、ヒゲダンの音楽の源流が見えてくるかもしれません。
ヒゲダン藤原聡の幼少期から大学までの音楽遍歴

藤原聡さんの音楽遍歴は、幼稚園時代にまで遡ります。
幼稚園から小学校にかけて、両親の勧めでピアノ教室に通い始めたことが、現在の「ピアノボーカル」というスタイルの原点となっています。
幼稚園の時に両親がピアノ教室に入れてくれたのが初めての音楽との触れ合いですね。あまり面白いとは思ってませんでしたが、上手に弾けるとゲームを買ってもらえたのが嬉しかったので続けていました。あまり練習しない子供でしたが、先生が、大好きなウルトラマンの曲を弾かせてくれたのが嬉しかったですね。特別、演奏が上手いといったことはなかったですが、発表会で演奏すると、ご褒美にゲームが買ってもらえるのでがんばってた。そんな感じでした。(笑)
小学校では鼓笛隊に参加し、ここでドラムに出会います。
ピアノと打楽器、この二つの楽器との出会いが、藤原さんの音楽性の基礎を形作ったと言えるでしょう。
中学校では吹奏楽部に入部し、ドラムとパーカッションを担当。
ここでの経験が、後のバンド活動への強い憧れにつながっていきます。
高校時代には、さらに音楽の幅を広げていきます。
地元のライブハウスに足を運び、様々なジャンルの音楽に触れる中で、自分なりの音楽性を模索し始めたのもこの頃でした。
藤原聡の学歴と出身校:小学校から大学まで

藤原聡さんの出身地は鳥取県米子市です。学歴を見ていきましょう。
高校:鳥取県立米子東高等学校
米子東高校では吹奏楽部に所属し、パーカッション(打楽器)を担当していました。
ここでの経験が、藤原さんの音楽性をさらに深めることになります。
大学:島根大学
島根大学では軽音楽部に所属し、ここで後のヒゲダンのメンバーとなる仲間たちと出会います。
この出会いが、藤原さんの音楽人生を大きく変えることになりました。
ピアノと吹奏楽:藤原聡の音楽の原点

藤原聡さんの音楽の原点といえば、やはりピアノと吹奏楽でしょう。
幼少期から学んできたピアノは、藤原さんの音楽の基礎となっています。
クラシックピアノの訓練は、和声感覚やメロディーラインの構築力を養う上で大きな役割を果たしました。
一方、中学・高校時代の吹奏楽部での経験は、アンサンブルの感覚や音楽の細やかな強弱の付け方を学ぶ機会となりました。
この経験が、後のヒゲダンの楽曲における繊細なアレンジにつながっています。
さらに、吹奏楽部でのパーカッション担当の経験は、リズム感覚を磨く上で重要な役割を果たしました。
この経験が、ヒゲダンの楽曲に見られるグルーヴ感の源となっているのです。
大学時代の出会いと秘話:ヒゲダンの誕生

藤原聡さんの音楽人生において、大学時代は非常に重要な転換点となりました。
島根大学の軽音楽部で、藤原さんは後のヒゲダンのメンバーとなる仲間たちと出会います。
楢﨑誠さん(ベース/サックス)、松浦匡希さん(ドラム)、そして地元のライブハウスで知り合った小笹大輔さん(ギター)。
大学3年生の時、藤原さんは自作のデモ音源を持って、これらのメンバーに声をかけます。
この行動が、ヒゲダンの結成につながる大きな一歩となりました。
2012年6月7日、Official髭男dismが正式に結成。そして7月7日に初ライブを行います。この時期の集中力と決意が、後のヒゲダンの成功を予感させるものでした。
大学卒業後、藤原さんは地方銀行に就職しますが、音楽への情熱は冷めることはありませんでした。
週末は夜行バスで東京へ向かい、ライブ活動を続けるという過酷な日々を送りながら、音楽活動を続けました。
まとめ
藤原聡さんの学歴と音楽遍歴を辿ってきました。幼少期のピアノ、中学・高校での吹奏楽部、そして大学での仲間との出会い。これらの経験が、現在のヒゲダンの音楽性を形作っているのです。
一見、普通の学歴に見えるかもしれません。
しかし、それぞれの段階で得た音楽経験と出会いが、藤原さんを唯一無二のアーティストに育て上げたのです。
ヒゲダンの楽曲に込められた繊細さや力強さ、そしてグルーヴ感。
それらは全て、藤原聡さんのこれまでの音楽人生の集大成なのかもしれません。
これからも進化し続けるヒゲダンと藤原聡さんの音楽に、さらなる注目が集まることでしょう。
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