俳優として活躍するオダギリジョーさん。その独特な演技と個性的な役柄で多くのファンを魅了していますが、実は彼の学歴にも驚きの事実が隠されています。
今回は、オダギリジョーさんの学歴と出身校について詳しく見ていきます。
特に、国立大学に合格しながらもアメリカ留学を選んだ経緯や、その後の俳優としての道のりに注目してみましょう。
オダギリジョーの中学・高校時代

オダギリジョー(本名:小田切 譲)さんは1976年生まれの岡山県津山市出身です。
彼の学生時代は、以下のようになっています。
- 中学校:津山市立北陵中学校
- 高校:岡山県作陽高等学校(特別進学コース)
中学時代のオダギリジョーさんは、サッカー部に所属しながら、趣味でギター演奏を始めています。
この頃から、映画鑑賞にも興味を持ち始めました。
高校では特進コースに在籍し、学業にも力を入れていました。
しかし、部活動には参加せず、友人とバンド活動や映画鑑賞に熱中。
この時期に「将来は映画監督になりたい」という夢を抱くようになります。
高知大学合格と進学を選ばなかった理由

高校3年生のとき、オダギリジョーさんは国立の高知大学理工学部に見事合格します。
しかし、ここで彼は大きな決断をします。
入学手続きのため大学の校門まで行ったものの、「このまま入学していいのか」と自問し、そのまま引き返してしまったのです。
そして母親に「このお金で留学したい」と熱意をぶつけ、大学進学の辞退を決意しました。
この決断の背景には、以下の理由がありました。
- 映画監督への強い志望
- 「どうせ映画を学ぶならハリウッドのあるアメリカで」という思い
- 母親の理解と支援
こうしてオダギリジョーさんは、高校卒業後の1年間を大阪の語学学校で過ごし、アメリカ留学の準備に励みました。
アメリカ留学と俳優への転身
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996年9月、20歳になったオダギリジョーさんは念願のアメリカ留学を果たします。
留学先はカリフォルニア州立大学フレズノ校でした。
しかし、ここで思わぬハプニングが起こります。
映画監督を目指して演出コースに入るつもりが、書類記入ミスにより誤って演劇(俳優)コースに出願してしまったのです。
監督コースを志望したつもりが、願書の記入ミスで俳優コースに入ることになり——。英語もよくわかってない状態で演技の勉強をすることになったんです。会話だってままならないのに、芝居なんてできるわけがない。
出典:Yahooニュース
この偶然が、オダギリジョーさんの人生を大きく変えることになります。
約2年間の留学生活で、彼は演技の基礎を学び、俳優としての才能を開花させていきました。
1998年に帰国後、オダギリジョーさんは俳優養成所に通いながらオーディションに挑戦。
そして1999年、舞台『DREAM OF PASSION』で俳優デビューを果たします。
さらに2000年、『仮面ライダークウガ』の主演に抜擢され、一躍その名を全国区にしました。
これを機に、映画やドラマで活躍する実力派俳優として地位を確立していきます。
まとめ
オダギリジョーさんの学歴と出身校について、国立大学合格からアメリカ留学、そして俳優への転身まで見てきました。
彼の経歴は、常識にとらわれない大胆な選択の連続でした。
高知大学合格を蹴ってアメリカ留学を選び、偶然から俳優の道を歩み始めたオダギリジョーさん。
その独自の経験が、今の個性的な俳優としての魅力につながっているのかもしれません。
オダギリジョーさんの歩みは、自分の情熱に正直に生きることの大切さを教えてくれます。
彼の今後の活躍にも、引き続き注目していきたいですね。
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