人気女優の波瑠さん。その透明感のある美しさと演技力で多くのファンを魅了していますが、彼女の学生時代はどのようなものだったのでしょうか?
今回は、波瑠さんの学歴や出身校、特に高校時代の学業と芸能活動の両立について詳しくお伝えします。
波瑠の小中学校時代と芸能界デビュー

波瑠さんは東京都足立区の出身です。
小学校は足立区立千寿第八小学校、中学校は足立区立第一中学校に通っていました。
しかし、波瑠さんの学生生活は決して平坦なものではありませんでした。
小学校高学年から中学校にかけて、波瑠さんはいじめを経験し、学校生活になじめない辛い時期を過ごしていたのです。
実は、波瑠さんが芸能界に入ったきっかけも、この辛い学校生活から抜け出したいという思いからでした。
「何でもいいから学校に行かない理由が欲しかった」という波瑠さん。
中学1年生(13歳)だった2004年、自ら応募したオーディションを経て芸能界デビューを果たします。
当時の心境について、波瑠さんは次のように語っています。
「教室の隅っこにいて、クラスの中心グループの笑い声を聞こえないフリをしていた」
「学校に行くのが億劫で、家に帰って泣いていた」
このような辛い学校生活から抜け出したい思いが、波瑠さんの芸能界デビューの原動力となったのです。
不器用なのはその頃からで、教室の隅っこにいて、クラスの中心グループのような女の子達の大きな笑い声を聞こえないフリで過ごしてました。面白くないし、学校に行くのは億劫でした。
出典:日刊スポーツ
波瑠の高校進学と日本橋女学館高等学校

中学卒業後、波瑠さんは進学先として私立の女子校である日本橋女学館高等学校(現在は開智日本橋学園高校と改称し共学化)を選びました。
この高校を選んだ理由について、波瑠さんは「芸能科があったので私にはちょうどいいかなと思って入った」と語っています。
同校には芸能活動に理解のある芸術進学コース(芸能科)が設置されており、波瑠さんにとっては理想的な環境だったようです。
ただし、偏差値的には決して高くない学校だったようで、高校受験について波瑠さんは「全然大変じゃなかったです。名前書けば……」とテレビ番組で冗談めかして振り返っています。
日本橋女学館高等学校の校則は厳しく、制服の指定も細かかったそうです。
波瑠さんは「学生のときは決められた制服を着るのがいやで、私服を着られる仕事のときがすごく嬉しかった」と当時を振り返っています。
波瑠の高校生活と芸能活動の両立

高校入学後、波瑠さんの芸能活動はさらに本格的になりました。
高校1年生でファッション誌『Seventeen』の専属モデルに起用され、2年生で連続ドラマに初のレギュラー出演、3年生では映画にも出演するなど、多忙な高校生活を送ります。
波瑠さん自身も「高校時代は学業と芸能活動の両立で、心休まることのない日々が続いた」と述懐しており、まさに休む間もない毎日だったようです。
そんな中でも波瑠さんは高校生活を支えてくれた友人の存在を挙げています。
同じ夢に向かって頑張る友人がいたおかげで、「納得いく演技ができず悔しい思いでいっぱい」の自分の気持ちを理解してもらえ、「学校が楽しい!と、心から思えた高校時代でした」と振り返っています。
しかし、仕事中心の生活の影響で成績はみるみるうちに急降下してしまったそうです。
高校3年生の頃には仕事で学校を休みがちだったため出席日数や課題提出が危うくなり、春休み中の卒業式リハーサルに参加した際に教師から「あなたまだ卒業決まってませんよ」と言われてしまったエピソードもありました。
波瑠さんはその後猛勉強(課題提出)し、何とか留年せずに2010年3月に高校を卒業しています。
振り返れば綱渡りのような卒業だったようで、「今思えばなかなか面白かった」と当時の綱渡り状態をブログで笑い話にしていました。
まとめ
波瑠さんの学歴を振り返ると、いじめを乗り越えて中学で芸能界に飛び込み、高校では仕事と勉強の両立に悩みながらも周囲の支えで乗り切ったことが分かります。
大学進学はしませんでしたが、その分女優としての経験を若くして積み重ね、大きな成功につなげました。
波瑠さん自身、高校時代の苦労も含めて今の自分があると語っており、当時の努力や葛藤が女優としての糧になっているようです。
これからも波瑠さんの活躍から目が離せませんね!
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