杉咲花の親は誰？父・木暮”shake”武彦と母・チエ・カジウラの素顔に迫る！音楽一家の秘密とは？

2025年10月13日

人気女優・杉咲花さんの活躍が目覚ましいですね。
『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、『おちょやん』『恋です！』など話題作への出演が続いています。
しかし、彼女の家族背景についてはあまり知られていないかもしれません。
実は、杉咲花さんは音楽一家の出身なのです。
今回は、杉咲花さんの両親である父・木暮”shake”武彦さんと母・チエ・カジウラさんについて、その素顔に迫ってみたいと思います。

杉咲花の父親木暮”shake”武彦とは

杉咲花さんの父親である木暮”shake”武彦さんは、日本のロックシーンを代表するギタリストの一人です。
1960年生まれの木暮さんは、1980年代に人気バンド「レベッカ」のメンバーとしてデビューしました。
レベッカ時代には、バンド名の名付け親としても知られ、ソングライティングの面でも重要な役割を果たしていました。

1985年には、ダイアモンド☆ユカイらと「RED WARRIORS」を結成。
1989年の解散までに、オリジナルアルバム4枚とライブアルバム1枚を発表し、80年代ロックの中心的存在として活躍しました。

その後も、木暮さんは音楽活動を継続。
渡米経験を経て、CASINO DRIVEやソロ活動、プロジェクト「サイコデリシャス」など、多彩な活動を展開しています。
2003年からは富士山麓に拠点を移し、自然と響き合う作風でも注目を集めています。

近年も、『惑星にて』（2016）、『楽園の向こう側』（2019）、『Birthday Song』（2020）などの作品を発表し、現役のプレイヤー／コンポーザーとして精力的に活動を続けています。

杉咲花の母親チエ・カジウラの経歴

杉咲花さんの母親であるチエ・カジウラさんは、日本の歌手として知られています。
特に、人気アニメ『マクロス7』の劇中バンド”Fire Bomber”のボーカルを担当したことで、多くのファンの心に残る存在となりました。
具体的には、ヒロインであるミレーヌ・ジーナスの歌唱を担当し、その透明感のある歌声で注目を集めました。

1995年には、ソロシングル「…だけどベイビー!!」がオリコンチャートで初登場15位を記録。
その後も、ソロ活動やライブ、様々なアーティストとのコラボレーションを重ねてきました。

チエさんの活動は音楽だけにとどまりません。
キャンドルアーティストとしての顔も持ち、イベントのキャンドルプロデュースやウェブ販売も行っています。
さらに、洗足学園音楽大学でボーカル講師を務めるなど、後進の育成にも力を入れています。

近年は、Instagramで日常や創作活動の様子を発信。
杉咲花さんの誕生日には、母としての温かいメッセージを投稿し、話題になることもあります。

杉咲花を育てた音楽一家の環境

木暮”shake”武彦さんとチエ・カジウラさんは1990年代後半に結婚し、長女として杉咲花さんが誕生しました。
しかし、杉咲さんが幼少期の頃に両親は離婚。
杉咲さんは母・チエさんとともに暮らすことになりました。

幼少期から音楽家の両親のもとで育った環境は、杉咲花さんの表現力にも大きな影響を与えていると考えられます。
音に対する感受性やリズム、間合いの取り方など、表現の基礎となる要素を自然と身につけていったのではないでしょうか。

父・木暮さんのギタープレイは、音の”抜き”が巧みで、聴き手に想像の余白を与える特徴があります。
一方、母・チエさんの歌声は、柔らかなファルセットと芯のある声質が特徴的です。
こうした両親の音楽性が、杉咲さんの演技における”過剰に語らない強さ”や、台詞の抑揚の付け方にも影響を与えているかもしれません。

しかし、杉咲花さんは決して「親の七光り」で成功したわけではありません。
むしろ、両親の名前を前面に出すことなく、自身の努力と才能で俳優としてのキャリアを築き上げてきました。
『湯を沸かすほどの熱い愛』での日本アカデミー賞受賞をはじめ、数々の主演作や話題作への出演は、杉咲さん自身の実力の証と言えるでしょう。

杉咲自身、18年4月に出演した「A-Studio」（TBS系）で、母親との生活をこう語っていた。

「1人っ子で母子家庭なんですよ。小さい頃からずっと母と2人なんですけど、すごい自由に色んな事をやらせてくれました。母が私の幼稚園の時の学芸会の演技を見て、事務所に入れたいと思ったらしくて」

　両親の離婚後まもなく、芸能界入りした杉咲。当初は「梶浦花」の名義で活動していた。子役の仕事だけでなく、「習い事も本当にたくさん習って、色んな経験をした」（同前）という。

出典：文春オンライン