ハンバートハンバートという名前をご存じでしょうか?静かな力強さで日本語の歌を紡ぐ夫婦デュオが、今、注目を集めています。
彼らの新曲『笑ったり転んだり』が、2025年9月から始まるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌に選ばれたのです。
この記事では、ハンバートハンバートの魅力、朝ドラ主題歌起用の意義、そして彼らの音楽性について詳しく見ていきます。
ハンバートハンバートとは?夫婦デュオの魅力

ハンバートハンバートは、佐藤良成(さとうりょうせい)と佐野遊穂(さのゆうほ)からなる夫婦デュオです。
1998年に結成され、2003年にメジャーデビューを果たしました。
彼らの音楽は、フォーク、カントリー、アイリッシュ・トラッドなどのルーツ音楽を基盤としながら、日本語の歌詞で独自の世界観を築いています。
佐藤は多彩な楽器を操り、作詞作曲も手がけます。
佐野はハーモニカやティン・ホイッスルを奏で、歌唱と作詞も担当。二人の調和のとれた音楽性が、ファンを魅了し続けています。
ハンバートハンバート『笑ったり転んだり』朝ドラ主題歌起用の背景

2025年9月29日から始まるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌に、ハンバートハンバートの新曲『笑ったり転んだり』が選ばれました。
この起用は、彼らの音楽がより広い層に届く大きなチャンスとなります。
朝ドラという国民的な番組の主題歌を担当することで、新たなファン層の獲得が期待されます。
『笑ったり転んだり』は10月1日に配信リリースされる予定で、11月26日発売の彼らの初のベストアルバム『ハンバート入門』にも収録されます。
朝ドラ主題歌?! と聞いた時は驚きましたが、その舞台が松江と聞いて、またびっくり。 昔から何度もライブに訪れて、たくさん思い出のある場所です。そして、物語にぴったりのとても良い曲ができたと思っています。たくさんの人に聞いてもらえたらうれしいです。 (佐野遊穂)
はじめはどんな曲を作ったらいいものか悩みましたが、曲作りは考えすぎるとかえってよくないので、モデルとなった小泉セツさんの『思い出の記』をただただ繰り返し読み、自分がセツになったつもりで一気に作りました。 (佐藤良成)
出典:Niewmedia
ハンバートハンバートの音楽性と代表曲

ハンバートハンバートの音楽は、日常の風景や人間関係、時間の流れなどをテーマに、繊細かつ力強い言葉で紡がれています。
代表曲には以下のようなものがあります。
- 『おなじ話』(2005年):多くのファンに愛される定番曲
- 『虎』(2018年):ミュージックビデオで話題を呼んだ曲
- 『アセロラ体操のうた』(2016年):CMタイアップで一般層にも届いた曲
彼らの音楽は、押しつけがましくない優しさで聴く人の心に寄り添い、年齢を問わず共感を呼んでいます。
まとめ
ハンバートハンバートは、静かな力強さを持つ夫婦デュオとして、着実にファンを増やしてきました。
そして今回の朝ドラ主題歌起用により、新たな転機を迎えようとしています。
『笑ったり転んだり』が、どのような歌詞とメロディで私たちの心を揺さぶるのか、そして朝ドラ『ばけばけ』とどのようにマッチするのか、今から楽しみですね。
ハンバートハンバートの音楽に初めて触れる方も、長年のファンの方も、この機会に彼らの音楽世界をより深く味わってみてはいかがでしょうか。
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